平成20年8月更新

 巻 頭 言

 洞爺湖サミットもあまり期待した結果もなく、地球温暖化はますます進行しているようです。気温35度以上の日々が今後どのような、自然災害をもたらしていくのか、リスク管理の責任者である各国のリーダーの責任は重大です。国益ばかりを主張しても環境問題を解決することはできず、地球人としての共通価値を共有して、妥当点を探らねばなりません。もうしばらくは、地球温暖化に人類は耐えねばなりません。
 さて、先日知人の主催される「土曜セミナー」に招待されて、ゲスト講師である桜井よしこさんを紹介され、お食事を共に致しました。日本国に対する愛国心や国家観に対する情熱、信念、哲学には本当に久しぶりに感銘しました。桜井さんは、昨年12月に国家基本問題研究所を設立され、理事長として活躍されています。そして、次のように述べられています。「祖国日本の信頼を取り戻しましょう。国家基本問題研究所は、日本文明の叡智を活かし、日本の大戦略を提言し、内外に発信していきます。目的はただひとつ、より良い国日本を築き、国際社会に貢献していく事です」高邁な理念のもとに、言葉静かに笑顔で訴えられる講演に、300名の観衆は、ただ沈黙で聞き惚れているようでした。品格のある愛国心に燃える貴重な講演でした。最後には、アバンセの会場一杯に万雷の拍手が鳴り響きました。
 では当院の近況報告を申し上げます。4月の診療報酬改訂により、デジタル加算が経過措置後廃止となるため、5月10日よりフイルムレス画像診断ネットワークシステムが稼動し始めました。それに伴い東芝製三次元CTの導入やXPデジタルシステム(FCRのダイコム化)など画像診断部門のグレードアップをしました。そのことにより、画像診断のレベルアップや検索機能の利便性による合理化、患者さんへの説明の標準化など様々な医療機能の向上に貢献しているようです。
 次に人事面では、2年8ヶ月間、整形外科医として貢献してくれた成田健先生が任期満了となりました。大変ご苦労さまでした。先生は市内の百武整形外科病院へ転勤され、交代に久留米大学整形外科より、吉光一浩先生が来られました。井手隆俊先生とともにITに通じている21世紀の医師であります。学位論文や専門医の試験を控えて診療だけでなく、研究や自己研鑽にも励んでおられます。成田先生と共に今後の活躍が期待されます。
 近年食育が盛んに叫ばれていますが、当院の栄養科のアンケートに、栄養バランスはもちろんですが、美味しく温かい料理に感謝されるお褒めの言葉を拝見しました。当院では日清医療食品と委託し、IHカートシステムを採用しております。今後とも、患者さんの食事をより美味しく提供出来るよう栄養科スタッフ一同努力していく所存ですので、様々なご要望、ご希望をアンケートを通じて教えていただければ幸いです。
 また医療問題に触れさせていただきますと、日本医師会の指導のもと、7月末に全国で医療費2200億円削減防止の医療関係者による国民運動を展開しました。近年の「医療崩壊阻止」の目的で開催されたものです。政府が、財政再建を基に、社会保障費の自己負担増や、医療費、介護費の削減に邁進している医療費亡国論に対し、特別会計の剰余金(埋蔵金)の活用により、十分赤字国債を発行せずに、財政再建も社会保障費の充実も実現できる事を、日医総研の資料により、詳しく解りやすく日本医師会は提言しています。政府が早く政策を転換し、国民の本当の気持ちを理解してくれる事を望みます。
 最後になりましたが、熱中症対策を忘れずに、今年の暑い夏を乗り越えられてください。そして皆様のご健勝とご活躍を心からご祈念申し上げます。








■管理栄養士       1名
■栄 養 士       1名
■委託会社:日清医療食品 7名

栄養科では、患者様の栄養管理、医師の指示により個々の病態に応じた食事提供、入院・外来患者様に対する栄養指導等を主な業務としております。
 今年度より栄養管理ソフトを導入し、書類の電子化、個人対応の栄養管理の充実、栄養相談の内容充実など、幅広く活用できるようになりました。
 栄養食事相談では、一日の食事内容からみる栄養診断や、一日の中での運動量からみる消費エネルギー診断などができ、患者様をバックアップする体制が整ってきました。
 また外来患者様に対しても、管理栄養士による栄養食事相談を受付けており、日常生活の中で気になる事があれば悩まずにご相談ください。詳細は受付までお尋ねください。
 そして今年度の栄養科の目標の一つとして、噛む・飲み込む事が困難な患者様に対する優しいお食事を研究しています。見た目にも美味しく安全な食事を召し上がって頂き、元気になって頂きたいとの想いでスタッフ一同取り組んでいます。
 今後も患者様の声を聞き、より良い食事サービスの提供を目指してまいります。
























7月は七夕に行事食を提供しました。
[献立]  
・お寿司・鶏の香り揚げ・サラダ  
・焼き茄子香味ソース・なます  
・フルーツ・清汁






  この度、現在の職務も十分に果たせない未熟者の私に、副院長という辞令を頂き不安で一杯です。良く考えると、私がこの職責を任せられた事は、職員と管理職とのパイプ役となり、風通しの良い職場環境を整える機会を与えられたのだと思います。
 今の医療情勢は皆さんもご存知の通り、病院が生き残るのも大変な状況に迫られています。いかにして自分の病院をアピールするかは、全職員の行動次第だと思います。
 私が病棟ラウンド時に、患者様から「ここのスタッフは、皆さん良くしてくれる・優しい」という声を聞きます。すでにスタッフも患者中心という視点で行動してもらっています。これからもコメディカル間での連携を密にとり、満足度の高いサービスが維持できるように努力していきたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願い致します。



 6月15日から整形外科医として着任いたしました。出身大学は久留米大学です。前任の成田先生とは、同じ平成14年に久留米大学整形外科に入局した同期生です。これ迄も週末の当直勤務で藤川病院に来ていましたので、これも何かの縁と思っています。
 これまで久留米大学病院の他、大川の高木病院、久留米の聖マリア病院で整形外科医として勤務してきました。大学時代から10年来筑後地区でしたが、今回初めて佐賀での勤務になります。佐賀の方言がよく解りませんので、話が通じない所もあると思いますが、そんな時は優しく教えてください。
 現在、久留米大学医学部大学院に在籍し、志波教授の指導の下、筋肉や骨の廃用予防(長い間使わなかった為に機能が失われる事を防ぐ)の装置の研究を行っており、その中で、楽しみながら筋力トレーニングを行えるようなソフトウェアを開発しています。医師なのにソフトウェア開発?と思われると思いますが、元々大学時代に趣味で始めたプログラミングが、現在の研究でも活かされた形です。
 そんな一面も持った私ですが、整形外科医として、藤川病院で地域医療に貢献していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

編集後記
 今年の夏は、梅雨が早く明けたと喜んだのもつかの間で、同時に猛暑日が続き、うだるような毎日ですが皆様は如何お過ごしでしょうか。
 温暖化傾向にある昨今、我々一人ひとりも環境問題にも目を向けることが大切になって来たようです。また、北京オリンピックが始まり、昨年甲子園を湧かせてくれた高校野球も始まり、一段と消費電力もヒートアップしそうです。
 さて当院のレントゲン部門のデジタル化も軌道に乗り、日々の診療の中で、患者様への情報提供に貢献できているようです。
 より良い医療サービスを提供できるように各部門とも頑張っています。                                                  
編集委員 福川



平成20年5月更新

 巻 頭 言

  新年度から、診療報酬改訂、後期高齢者医療制度、特定健診・特定保健指導と様々な制度改革により、医療機関の窓口が混乱しています。国民への周知徹底が十分でなく、年金問題への不信と不安感が拍車をかけているようです。少ない老後の年金から、医療保険料を源泉徴収並みに天引きされ、75才以上の後期高齢者は怒りを覚えています。厚生労働省への信頼が揺らいでいる事が大きな原因であろうと思われます。官僚不信を改善せねば、国民に負担をお願いするこの様な制度改革は困難だと思われます。
 さて2年に一度の医師会選挙も終了し、日本医師会は、唐澤会長再選承認となり、継続して日医のグランドデザインの実現に向けて邁進される事でしょう。
 佐賀県医師会は、沖田会長が三期目無投票承認となり、4月からの医療制度改革の現場での混乱を解決して、県民のためになる制度の周知徹底を図り、県民の最大関心事である佐賀県立病院将来計画構想に佐賀県と協力して参画される事でしょう。
 佐賀市医師会は、横須賀会長から上村新会長へ交代となり、世代交代が進んでおります。今後とも佐賀市と協力し、学校医事業、救急医療体制の充実、予防接種事業、介護保険二次審査体制の継続、看護学校業務の充実など会員と協力して、粛々と実行されることでしょう。
 さて、当院では3月末で32年間管理栄養士として、病院給食の質と安全を守っていてくれました広橋直美さんが退職されました。大変ご苦労さまでした。先代藤川輔一理事長に育てられた貴重なメンバーの一人です。今後とも藤川病院を見守っていただきますよう、よろしくお願いします。後任には中島美保子管理栄養士が就きました。日清医療食品の石井智恵子チーフをはじめとするスタッフと共に、IHシステムによる美味しい温かい食事を、患者様に引き続き提供していただきます。
 また、副院長として、健康科学大学教授井手隆俊先生(整形外科)をお迎えしました。慈恵医科大学を昭和47年卒、久留米大学整形外科入局、山梨医科大学整形外科講師をなされ、関節鏡視下手術(膝・股関節)、リハビリテーション(バイオメカニクス)、骨折治療の日本整形外科学会専門医です。予防的リハビリテーションによる健康的な老後の生活を研究されています。佐賀高等学校卒の佐賀市出身の生粋の佐賀の方です。ITに強い21世紀社会に適応した能力の持ち主です。当院の整形外科診療の質の向上と若い専門医を目指す整形外科の先生方の指導においても、力強いスタッフの参加に心より喜び期待するしだいです。
 さて、以前より設備投資予定でした、新しいヘリカル三次元CT(東芝製)、XP撮影装置、CR(フジフイルム製)の交換に伴い、電子画像診断デジタルネットワークを外来診察室や手術室に構築し、業務の近代化と合理化の実現の運びとなりました。5月10日完成の予定です。患者様の疾病予防や診断治療に更なる貢献ができるものと信じます。
 最後になりましたが、今年度も佐賀市を中心に広域救急医療体制の充実に、藤川病院スタッフ一同団結して頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。




 新年度を迎え、健康診断のシーズンとなっています。年に1回は健康診断を受けて、自分の健康を知りましょう。
 あなたは大丈夫ですか?「メタボリックシンドローム」
 肥満はいろんな病気の元凶です。なかでも内臓脂肪型肥満は要注意です。息を軽く吐き、へその高さで腹囲を計り、男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合は内臓脂肪型肥満の可能性が大です。
 内臓脂肪がたまると血圧や血糖値、中性脂肪などが普通より高めになり、動脈硬化を進め、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こしやすくなります。
 予防のために、生活習慣の改善を行い、適度な有酸素運動(ウォーキングや水泳など)を行いましょう。






 4月より藤川病院に、副院長及び整形外科医として就任することになりました。
 幼少の頃より高校までずっと佐賀で過ごしていた私にとって、再び佐賀の地に戻ってこられたことは、感慨無量の感があります。
 私が医学の道を志し、昭和47年に整形外科医の卵として久留米大学医学部の整形外科教室にお世話になって以来、さまざまな医学的進歩を肌で体験してきましたが変らないものもありましす。いや、むしろ変ってはいけないものですが、それは病に苦しむ方々への心です。学生時代「人の病気」を診るのではなく、「病気の人」を診よと教わってきましたが、まさに医療の原点はここにあると考えます。日本の医療崩壊のニュースがマスコミを賑わす昨今ですが、病に苦しむ方々との密接な信頼関係の構築があって、はじめて十分納得のいく医療が行えるものと信じております。
 整形外科は小児から高齢者まで極めて幅の広い年代層を対象にしている訳ですが、扱う疾患も骨折だけではありません。私が特に扱ってきたのは膝や股関節疾患、スポーツ障害・外傷などです。さらに私が目指しているのは単にこれらの疾患の治療ではなく、予防です。21世紀は予防医学の時代であるとよく言われています。私がこれまで取り組んできた様々な研究結果と臨床経験から整形外科領域における予防医学の実践にどのように取り組んでいけば良いかが少しずつ分かってきました。
 これらの成果を藤川病院で実践していきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。



 26才から藤川病院にお世話になって早32年余りになります。この度、還暦を期に退職させて頂くことになりました。
 振り返ってみますと32年は、怒濤のように過ぎてしまったなという想いです。私にとってはゼロに等しい状態からのスタートでありましたので、試行錯誤の連続でした。原稿の依頼を受けまして、さて何を書いたらよいか切り口が見出せず、久々に病院発行の「藤川病院四十年のあゆみ」、故藤川輔一先生七回忌に寄せての「四耐」を開き懐かしい想いで見ました。
 昭和51年、藤川病院が新築され157床で基準給食実施が承認されました。ブルドーザーと異名をお持ちだった理事長先生のもと、本業をこなしつつ奔走する日々。他では出来ない経験も沢山させて頂きました。今、考えますとよい時代だったなと思います。昭和61年、個人的には管理栄養士の免許を幸運にも取得しホッと致しました。平成7年、院長先生が交代され安堵されたのでしょうか、12月理事長先生が職員皆なの願いも届かずお亡くなりになりました。同年に「基準給食」が「食事療養」と名称が変わり、食事の大切さがクローズアップされてきました。専門性が求められるようになり、自身のスキルアップに奔走した時期でもありました。平成8年、食事サービス業務が日清医療食品(株)に委託され栄養部門がより充実されました。平成18年、栄養管理実施加算が新設されるなど、栄養部門にもますます期待が高まっています。これから若い力でより良い栄養科に育てて行って頂きたいと願っています。
 最後になりましたが、私がここまで来ることが出来ましたのも、私流が貫けた環境があった事と、院長先生の寛容、また奥様のホットサポートのお陰だと感謝しております。
 そしてスタッフの皆々様、本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。

編集後記
 4月より井手先生を副院長に迎え、また職員の採用や退職で、スタッフの異動がありましたが、各部署とも業務目標に向け気分も新たに、患者様をお迎えしています。  患者様からご指摘の多い接遇に充分注意を払いながら、イメージアップにつとめ、藤川病院に来て本当に良かったと皆様に言っていただけるように、スタッフ一同頑張って行きたいと思います。  院内報も今回で31号となりました。病院情報の提供に努め、読みやすい病院新聞に仕上げていきたいと思います。                                                  
編集委員 福川



平成20年1月更新

新年明けましておめでとうございます。


巻 頭 言

  平成20年という区切りの新年を迎えて感慨深いものがあります。昭和20年と比べていかに平和な時代であり、日本人が普通に生活できていることに感謝の心を忘れている事が気がかりでなりません。
 平和な社会の継続維持には、外交や国防もさることながら、社会保障制度の確立も忘れてはなりません。年金問題や医療福祉の問題も山積みですが、日本国は世界の国々の中でもまだ十分に経済力を有している先進国には間違いないでしょう。にもかかわらず、日本人が「足るを知る」の精神を忘れ、果てしない欲望に駆られ、マネーゲームに追われている姿にはあきれてしまいます。さらに、マスコミが日本人の質を低下させている事も残念でなりません。
 今後は、日本国民のためになる読書時間が増加し、日本人自身が人間の質の向上に努力しなければ、本質的な日本人の再生は出来ないでしょう。
 久しく地域社会の荒廃が叫ばれていますが、官僚の作為、不作為の犯罪がさまざまな分野で明らかになり、国民の顰蹙を買っている現状を今年は少しでも改善し、将来の子供たちのために素晴らしい日本社会を残さねばなりません。
 リーダーやエリートの人間性の質の向上は、その国の存亡にかかわるものです。受験戦争で、人間性を高度に保つ教養を忘れてしまい、偏差値のみで、他人を査定評価してしまう社会構造の改革がなされねばなりません。
 近年、民主主義の成熟が期待されていますが、日本人自身の精神を鍛えなおさねば、真の民主主義は完成されないでしょう。日本人らしさを回復し、古典芸能や日本文化の再評価により世界の尊敬される国造りが期待されます。
 さて、今年の干支は、平成20年(2008年)戊子(つちのえ・ね)の年です。安岡正篤先生は、「戊は茂るなり」とされているのは、この激しさや勢いの強さを示している。「戊」は強い整理の働きを必要の過程とされてる。
 現代に振り返るとき、小泉改革による格差社会の整理が、強く求められている年になるかも知れません。昨年、参議院選挙で大敗し、安倍政権がもろくも倒れ、福田政権で、さまざまな官僚の犯罪を謝罪かつ是正しなくては、政権が維持できなくなっている現状は、まさに今年を予言しているようです。
 日本人全ての知恵を活用して、、国民に安心と安全な社会環境を構築していただきたいものです。
 頑張れ日本人達よ。必ずや日本社会は再生することでしょう。できればより早くその時が訪れる事を祈りつつ・・・・。




看 護部 栗原 悠香  

 無事に成人式を迎えることが出来、自分ではそんなに「大人」になったという自覚がなかった様に感じます。生活や仕事において、自分には甘えがあり、人に頼ってばかりだったのですが、大人になると言うことがどういうことなのか、責任の重さなど多々感じる事があり、考えていかないといけないと感じます。まだ未熟者で大人にはなれていないところも沢山あると思いますが、自分なりに一生懸命頑張っていきたいと思います。

事務部 中川 摩菜 

 20才になって半年以上経ちましたが、19才と20才で特に何が大きく変ることはありませんでした。成人式を迎えることで、大人としての自覚を持ち、自分自身少しでも良い方に変っていけたらと思います。
 仕事面では、目標を定めて少しずつ成長していきたいです。また、多くの方と触れ合うことができる仕事なので、一つ一つの出会いを大切に、頑張っていこうと思います。












日常生活では、体調を整えて抵抗力をつけ、ウイルスに接しないことが大切です。また、インフルエンザは湿度に非常に弱いので、室内を加湿器などを使って、適度な温度を保つことは有効な予防方法です。
1、 栄養と休養を十分にとる。
体力をつけ、抵抗力をたかめましょう。
2、 人ごみを避ける。
ウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
3、 適度な温度と湿度を保ちましょう。
ウイルスは低温低湿を好み、乾燥していると空気中を飛び回ります。加湿器などで室内の適度な温度を保ちましょう。
4、 手洗いとうがいの励行。
感染対策の基本です。手洗いは接触による感染を防ぎうがいはのどの乾燥を防ぎます。
5、 マスクを着用する。
咳きやくしゃみによる飛沫感染を防ぐ効果があります。人に対して「エチケットマスク」をしましょう。

 








 毎年恒例のクリスマスの25日は、白衣姿の先生達がサンタクロースの衣装に着替え、お昼ご飯を済まされた、入院患者さんの待つ病室へ、二人のサンタさんが、プレゼントを持ってやって来ました。
 患者さん一人ひとりのベッドサイドに、早く病気やケガを治してくださいと励ましの言葉をかけながらプレゼントを渡されました。  突然のサンタの登場に患者さん達はビックリした様子で、手渡されたお菓子のプレゼントを嬉しそうに受け取られていました。

 昔は正月の風物詩として、あちらこちらで見られた餅つきも、最近ではほとんど見られなくなりました。
 昔より正月を迎える大切な段取りのひとつが餅つきでした。餅つきは末広がりの28日にするものと縁起をかついでいました。
 当院でも1年の締めくくりとして、職員が業者さんの応援を得て、餅をつきました。つきあがった餅は、鏡餅の他にその日の昼食として全員でいただき、一年間の感謝と来る年への明るい期待を胸にしました。

編集後記
 
2007年を振り返ると、厳しい医療情勢の中において、外来数・入院数共に増え、病院が理念とする地域住民への医療サービスが提供出来たのではないかと思います。
 県内では、佐賀北高校の夏の甲子園全国制覇、2007年青春・佐賀総体と高校生達が活躍した明るいニュースで深い感動をもらいました。また、その一方では、県内の医療機関で、人違いによる銃発射にて、入院患者さんが射殺されるという痛ましい事件も発生し、当院でも防犯マニュアルの見直しを行いました。  今年4月は、診療報酬改定の時期です。少しでも明るい改定を期待します。
 また、安定した病院運営が出来るように、職員一同、病院理念や基本方針を再度確認し、患者さんに愛される病院作りに精進したいと思います。                                                 
編集委員 福川



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