巻 頭 言






 暑中お見舞い申し上げます。梅雨明けが沖縄より報告されていますが如何お過ごしでしょうか。今年も温暖化による酷暑は続きそうです。
 さて、永田町を揺るがす政局がうごめき始めており、地方分権か中央集権か、自民党か民主党かの二者択一の選択が国民に迫られているかの如く、マスコミ報道に誘導されている毎日です。「マニフェスト選挙」とは単なる政策選挙のことであり、以前から存在していたものです。政権政党が公約した政策を守らないために、いつも野党に叩かれているために、さも新しい作戦のごとく出てきた言葉であり、マスコミが劇場型政治に、そして、大衆迎合型政治に誘導しているのがこのマニフェスト選挙なるものです。しかし、政治家が質的に変化しなければ、日本の政治は良くなりません。すなわち、政治屋ばかりが増えて、利権にばかり頼る体質そのものが、日本の政治の品格を落としているのです。
 しかし、政治家のみの責任ではありません。年金問題における失態などは、官僚の品格を地に落としている点に置いて重大な問題です。つまり、日本国民そのものの質を高めなくては、民主主義の質は保てません。我々の中の代表が政治家であるからです。官僚は選挙の洗礼を受けませんので、なかなか体質改善は出来ません。政策を立法化する仕事を官僚に頼っていることでは、政治家が立法府を守ることは出来ません。政治家の奮起を期待したいものです。官僚には国会で成立した法案を基に、行政が行うのが本来の仕事ですが、その法案そのものを官僚が作成している事がそもそも誤りです。試験を受ける受験生が試験問題を作るようなものです。自分の不利な問題は作りません。いくらでも誤魔化せます。ほとんどの法律案を国民はチェックできていません。つまり、会期末にたくさんの法案が議論もなく成立しているからです。そのために、国会の各委員会での議論は、テレビ放送で透明化すべきです。関係団体や個人がいつでも見れるように、多くのデジタルチャンネルで全ての委員会を開示すべきでしょう。マスコミのバイアスをかけずに、国民自身で官僚の質や法案の是非を判断できるように、全ての法律案の情報を開示すべきです。なぜなら、日本は法治国家であり官僚国家(人治国家)ではないからです。国民には知る権利があります。憲法で日本国民が主権者と規定しているからです。国民主権の原則が今尚、損なわれている事自体が問題なのです。
 ところで、総選挙の時期はいつになるのでしょうか。8月2日説が有力ですが、夏祭りの時期にあたり全国で夏の行事が重なり迷惑な限りですが、仕方がありません。国のあり方の選択ですので、国民も我慢せざるを得ません。
 また夏の選挙といえば、2年前の参議院選挙と佐賀県主催の高校総体を思い出します。真夏の開会式で、皇太子殿下を県営陸上競技場にお迎えし、無事に終了しましたが、その間、約110名の熱中症の選手や観客の皆さんを多くの医療関係者の努力により、無事に救護できた事が懐かしく思い出されます。マスコミによると、救急医療の大切さが、医師不足の今日、やっと政治の中にも認識されつつあるようです。
 より多くの若い医師達が、救急医療をマスターし全国各地で活躍して、多くの救急患者さんを助けてもらいたいものです。勤務医の過重労働が問題化していますが、国は一時的に当直料値上げを提案していますが非常に姑息的な場当たり的な政策ですので、医師会としては検討にも値しません。なぜなら、その財源を医療機関に頼っているからです。勤務医が求めている事は当直料の値上げではありません。仕事の環境自体の改善であり、実働時間の公務員並みの改善です。
 次期総選挙の御旗は、官僚支配か国民主権かの選択にすべきです。政界編成を進めて、主義主張のより同じ考え方の政治家が集まり、新しい政党を構築し、総選挙に臨んで国民の選択肢を増やしていただきたい。小選挙区制の検証もして、悪ければ中選挙区制に戻す事も選択肢と考えるべきです。試行錯誤をしながら、民主主義がよりよいものになる努力が必要です。
 最後になりましたが、総選挙の時には必ず清き一票を投票し、政治に参加しましょう。日本国民の権利であり義務であるからです。では今年の夏を無事に乗り切り、新型インフルエンザの秋に備えましょう。皆様お元気で。






 6月16日から、藤川病院に勤務させて頂くことになりました。 久留米大学を卒業し、初期研修後久留米大学整形外科へ入局し、久留米市の聖マリア病院、大分県日田市の済生会日田病院を経て、藤川病院へ移動となりました。
 佐賀市内は初めてで、右も左も分からず、プライベートは佐賀市内をウロウロしています。
今までこちらに勤務されていた先生方に比べ、かなり若輩者でご迷惑を多々お掛けするとは思いますが、よろしくお願い致します。







 副院長で看護師長の山口京子さんが、5月14日、2009年度看護事業功労者の知事感謝状贈呈式が県庁で行われ受賞されました。山口師長は、高校卒業後藤川病院に勤務しながら准看護師となり、昭和56年4月に看護師免許を取得されました。30年以上の長期にわたり地域医療、特に救急医療機関の看護師として奉仕活動に貢献され、その間には藤川病院の基準看護システムの構築に尽力され、新人看護師の指導、看護業務改善に努力され現在の看護業務の柱を築かれました。
 平成20年4月からは副院長に就任し、病院経営にも参画し医療の質の向上に貢献されています。



 
佐賀県知事より看護功労賞を頂き、私が受賞を受けるなんて思いがけない出来事で私自身が驚いているところです。
 看護師として地域医療に貢献して34年間の年月が経ちましたが、私は常に相手の立場を考え、思いやりの気持ちを忘れない事を心情に、今は亡き理事長先生や諸先生方からのご指導及び素晴しいスタッフの支えや家族の協力があり、昼夜を問わず急患の対応、看護基準の取得、医療機能評価取得など今日まで貢献してきた事が今回の受賞につながったものと深く感謝しております。これを基に初心に戻り、看護の質の向上の為、技術・知識を深め、地域医療に更なる貢献が出来るように頑張りたいと思います。








編集後記

 
梅雨も真っ盛りで、少なかった雨もここに来て雨が降り続いています。田植えを終えた稲や畑の夏野菜も雨の恵みでしっかりと根付いているようです。
 ところで、新型インフルエンザが県内でも確認されましたが、あわてる事無く対応していきましょう。当院としては、感染患者の行動基準を基に対応していきます。
 鬱陶しい梅雨が明けると真夏の暑さが到来します。身体に気をつけながら患者さんに良質な医療サービスが提供できるようにスタッフ一同頑張ってまいります。8月2日の榮の国祭りには元気な姿で盆踊りを楽しみたいと思っています。

編集委員 福川





巻 頭 言

平成21年4月更新
米国発世界金融危機を迎えて
地域医療を如何に死守するか





 2007年8月サブプライムローンの破綻で端を発した金融不安は、損害額は世界全体で1500兆円程であったが、2008年9月のリーマンブラザーズ破産による、金融ショックに続くトヨタ、ソニーショックの報道時には、AIG保険のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の損害額57兆ドル(5700兆円)が報道されて、事態が急変している。
 なぜなら、世界の年間GDP総額(6000兆円)に匹敵し、米国の年間GDP総額1500兆円、日本の年間GDP総額500兆円を考慮した時に、損害の甚大さに驚愕したからです。さらに、CDSに加えヘッジファンドによる金融派生商品の不良債権化問題が、世界中に機関投資家の損害を天文学的数字まで拡大させていることが、今日の世界金融危機の元凶である。さらに、国内の実体経済には、昨年末からの派遣社員の解雇や輸出産業の在庫整理による生産調整の影響で、中小企業の経営危機から正社員の解雇、企業内失業、デフレ圧力の増加による更なる生産調整でデフレ・スパイラルという世界恐慌に進みつつあるのが現状であろう。
 そこで、4月2日のロンドン金融サミットG20で世界の首脳が集まり、更なる積極的財政出動(500兆円)や金融緩和の迅速な実行を共同宣言で発表できた事により、やや世界の景気も一時的に鎮静化する可能性をマスコミが世界中に報道しているのが現状である。
 さて、国内の医療界では4月からの介護保険の改定に加えて、来年の診療報酬改定に向けての実務者協議が本格化している。さらに、6月の政府の経済基本方針である「骨太方針2009」における社会保障費2200億円削減項目の完全削除を最大課題として、政府与党の経済諮問会議を乗り越えることが、国民にとって非常に重要な事であろう。そして、社会保障の財源問題について、世論の行方は、医療費の無駄、官僚の税金の無駄使いを無くし、国費の社会保障へのさらなる投入により、世界トップレベルの医療環境を維持し、窓口負担の3割を1〜2割に削減し、不足分を消費税の増税分で補填する事が、国民にとって望ましいとの政策に向かっているようである。
 「日本医師会のグランドデザイン2009年」にも財政問題には、消費税増税に触れていましたが、国民の賛同を得るには、年金問題や公務員改革や特別会計の情報公開を通じて、国民の政府への信頼回復をすることができて、はじめて国民にさらなる税負担をお願い出来るものと考える。まずは国民の官僚不信を払拭することが肝心であろう。役人(公務員)の反省が明らかになって初めて、国民の政府への信頼回復につながるはずである。
 米国発の金融危機を如何に今後乗り越えることが出来るかは、世界のリーダーの良識しだいと考える。金融規制の強化(レバレッジ規制やタックスヘイブン(租税回避地)ケイマン諸島などの解消)、ヘッジファンドや投資組合の登録制度など自由市場経済への適度な規制強化は必要な事であろう。脱税行為よりも犯罪的な今回の世界金融危機の犯人たちを見逃すようでは、世界の平和な経済環境の確保は出来ないであろう。オバマ米国新大統領の手腕のみでは、到底解決出来ない問題である。世界のリーダーの見識、胆識と協調性を発揮して、今回の世界恐慌からすばやく世界中の人々を脱出させてもらいたいものである。5年から10年は掛かるはずであるが・・・・・。 現実問題として、医療機関ではその影響とは関係なく、新型インフルエンザ問題や地球温暖化問題など次々に到来するであろう生命の危機に対しての対策に翻弄される毎日である。健康に留意して将来への危機管理として十分な心構えが求められているようである。当院としては、本来の救急医療を通じて、その責任を果たしていけるように体制を充実させていく事が第一と考える。皆様方の今後のご支援とご協力をお願い申し上げます。



 季節型インフルエンザとは違い、鳥インフルエンザが人に感染し、それが人から人へ感染する新種のインフルエンザです。まだ新型インフルエンザの発生は確認されていませんが、発生に備えて国・県・市町村・病院・学校・各事業所等で対応が迫られています。家庭でも病院への受診の仕方や食料品の備蓄など対応が必要です。
 藤川病院でも運営委員会を開催し、患者対応マニュアルや発熱外来設置マニュアルを作成しました。「新型インフルエンザ特集号」も発行し、患者さんや家族の皆様にご覧頂けるようにしていますのでご覧下さい。




看護師 栗原 悠香
 今年、無事に看護学校を卒業し、同時に看護師国家試験に合格することが出来ました。3年前藤川病院に勤務し、働きながら学校に通う事は、とても毎日が忙しく大変に感じられました。しかし、多くの先輩方もそうやって看護師になられているので頑張る励みになりました。働きながら学んだ経験は、学校や実習の場でも役立つことも多く病院の皆さんが温かく見守り支えて下さったからこそ、ここまで頑張ることが出来ました。 今回無事に看護師試験に合格することが出来た嬉しさとともに、スタッフの皆さんに心から感謝しています。
 これからは、看護師としての自覚を持ち、今まで学んだ看護の知識や技術で病める患者様の力となり支えとなれるように勉強を続けながら頑張っていきたいと思います。






准看護師 畑瀬 恵子
 この度、佐賀市医師会看護専門学校高等課程を卒業し、2年間の勉強で、身体の解剖生理をはじめ、基本的な看護や介護・援助技術など臨床で必要な様々な知識について勉強しました。入学した頃は、学業と仕事の両立が出来るか不安でしたが、学友や先輩方のアドバイスや協力があった事が大きな心の支えと成りました。半年間の長期実習では様々な診療科の実習をさせて頂きました。母性病棟で生命の誕生を、内科病棟では受持ち患者さんの死に直面し、何よりも生命の尊さについて考えさせられました。
 4月からは准看護師としてスタートとし、2年間の勉強だけでは知識不足を感じ、より深い看護や技術を習得したいという気持ちが強くなり専門課程へ進学します。今入学時の提出課題に取り組んでいます。課題の一つにナイチンゲール著の「看護覚え書」があります。この本を読むと、一体どれ位昔に書かれたものだろうかと思います。全ての病める人々の看護について述べられています。身体の清潔・食事・寝具選び・病人の観察に至って、現在となってはさらに深められたものへと変化しているのですが、根本となっていることはこの著に記されています。いかにナイチンゲールが看護に熱い情熱を向けられていたかが良く分かる著書です。本文中に兵士にまつわる記述があり、クリミア戦争中、敵味方分け隔てなく看護に当たったとあり、当時の背景がふと想像できました。今もなお読み継がれている「看護覚え書」は時代を超えて、私達看護学生の教科書となっています。現在の医療技術の進歩はめざましく、私たち医療従事者に求められるニーズも変わりつつありますが、何百年経っても看護の本質・看護とは何か?患者さんが必要としているものは変わらないのだと思います。この思いを胸に、自分の思い描く看護師になれるよう、切磋琢磨していきたいと思います。。




看護師  磯田 裕子
 私が看護師になりたいと思い始めたのは、中学生の時でした。それから進学し、今迄講義や実習などを通じて色んな事を勉強してきました。学生の時は成績優秀とは言えませんが、これからは藤川病院で沢山の事を学び、日々少しずつでも成長していきたいと思っいます。そして、スタッフの皆様や患者様と沢山関わることで、人としても成長して、周囲の人達の事を一番に考える事の出来る、心の温かい優しい看護師になることを目標にしています。初めての事ばかりで戸惑い、皆様にご迷惑をお掛けしてしまうと思いますが、一日ずつ確実に成長出来るように努力し頑張っていきますのでご指導よろしくお願い致し致します。

准看護師  猪股 光恵
 私は、北九州市出身で中学より卓球をしていた関係で清和高校に入学しました。高校時代より寮生活で色々な事を学び、また衛生看護科で看護の知識・技術を学び、まだまだ専門分野を勉教したいと思い、病院に勤務しながら佐賀市医師会看護専門学校に進学し看護師の資格を取得したいと思います。今まで学んできた以上の事を沢山学び、深めていきたいと思います。患者様の不安や悩みを緩和し、日常生活の手助けになるように取り組んでいきたいと思います。社会人としての自覚を持ち、学校で学んだ事を精一杯生かせるように頑張りたいと思います。まだまだ未熟者ですが皆様のお力になりたいと思います。これから一生懸命頑張りますのでよろしくお願い致します。



編集後記
 桜の満開と同時に平成21年度がスタートしました。藤川病院でも人事の異動があり、また、各部署において今年度の業務目標に向け、安心・安全を追求しながら患者様から愛される病院として医療サービスに貢献して参ります。  毎回、院内報の記事内容に苦心しながら発行にこぎつけています。今後も少しでも病院の情報を伝えていきたいと思います。
編集委員 福川








巻 頭 言

平成21年1月更新
謹賀新年
新年の干支
「つちのと・うし」を迎えて





 新年明けましておめでとうございます。平成21年新年を迎えて、丑年の今年の社会の行方を考えてみます。
 安岡正篤干支学では、「己」は、己を正しくして、筋を通す、物事をよく整理して、道筋を正す事です。国家であれ、家庭であれ、何事につけても、法律・法則・道というものを、明確にしていくことが大切です。また、「丑」は、結ぶ、束ねる、統率する意味があります。団体にせよ、個人にせよ、生命体の様々な要素・要因を結合・結束する事です。
 「春秋」に「撥乱反正」(はつらんはんせい)という言葉がありますが、その意味は、まさに世の中の乱れを、おさめて、正しい状態に反すことであります。「己を正す」精神で、己を尽くし、正々堂々と行動すべき年であります。
「関西師友協会」の「新年の干支に思う」より引用

 さて、昨年は、世界的経済金融危機がスタートし、今年も厳しい困難が全ての業界に押し寄せる事でしょう。日本国民の英知と忍耐力により、1945年の終戦後の困難を乗り越えた経験より、全国民の絆を個人、家族、企業、業界全てのレベルで強固にして克服できるものと信じます。
 医療界でも今回の経済金融危機の影響は、国民の医療機関への受診抑制や自己負担金の支払い不能による、医療機関への影響も予想されます。さらに、デフレスパイラル発生後のスーパーインフレ発生の危険性も予想されます。すなわち、何でもありのリスクに自由自在に対応できるように泰然自若の精神で、様々な問題を迅速に解決できる心の準備が必要でしょう。
 藤川病院は、今年で医療法人聖医会設立56年目を迎えます。整形外科を中心に救急病院として佐賀市周辺18市町村からの患者さんを対象に地域医療に貢献しています。救急医療の地域医療完結を想定し、医療連携を有効活用し、佐賀大学病院や佐賀県立病院との連携に加えて、診療所との連携により、在宅医療へのスムーズな医療提供を心がけています。
 医療制度がどんなに国の政策で変化しても、その本質は普遍ですので、我々として、サービスを提供する医療側として、自然体で粛々とより質の高い医療サービスを提供していく所存です。
 最後になりましたが、県民の生命と健康を守るために、初心に帰り、今年も職員一同全力で奉仕させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



リハビリ助手 前 田 健 一
 この度、社会の一員としてみられる20歳という節目を迎えることができました。20歳は自分一人でなれたのではなく、両親や友人、職場の方々の支えがあってなれました。今10代の頃の私を振り返ると、勉強や生活、いろんな面で誰かに頼りがちで、率先して自分から行動を起こそうとはしていませんでした。
 20歳になったら、そう言った所を直し自分らしさを出せる人になって行きたいです。また、社会人として認めてもらう事は、すべての行動に対する責任や社会のルールを背負っていく事でもあり、学校や職場の中で学んでいきたいと思います。
 今後は、学校を卒業し理学療法士の資格を取得して、沢山の方々と向き合っていき「ありがとう」と言われる、理学療法士になりたいです。そして、お世話になっている両親に対して親孝行のできる自分に成長していきたいと思います。



風邪とは違うインフルエンザ
* 突然の高熱、強い倦怠感(だるさ)など全身症状。
* ときには合併症で重症になることもあります。

異常行動に対する注意。
インフルエンザにかかった時には、薬の使用の有無にかかわらず、異常行動をおこすおそれがあると考えられています。



  自分のため、人のために
  咳エチケットを守りましょう
予防の基本
インフルエンザワクチンの接種を受けましょう。
うがいや手洗いを行ないましょう。
バランスのよい食事を摂り、十分な休養を行ないましょう。
室内の湿度を50〜60%に保つようにしましょう。
人混みを避け、外出時はマスクを着用しましょう。
インフルエンザにかかったら
早めの病院受診とマスクを着用しましょう。
十分な休養と水分の補給を行ないましょう。




 当院は、医療機器充実のために、昨年5月にマルチスライスCT (東芝:Asteion)とデジタルX線画像診断装置(富士フィルムFCRCAPSULA−2)、富士画像診断ワークステーション(SPINE−2)を導入いたしました。  マルチスライスCTは従来のCTに比べ、被爆低減、検査時間の短縮などに大きく貢献し、また、短時間の撮影で3D(立体)画像や、冠状断、矢状断の画像も容易に作成でき、より診断価値の高い画像を提供できるようになりました。  これらのシステム導入により、フィルムレスでのモニター診断が可能になりました。検査が終了した時点で、瞬時に検査画像が医師のところへ届くようになったことで、患者様の待ち時間短縮につながりました。
(文責:診療放射線技師 増田)






20年以上(上)・10年以上(下)の職員の方々

 平成20年度は、医療法人聖医会を設立して55年に成ります。 12月10日、忘年会の席上で、永きに渡り病院スタッフとして 勤務された職員に対して、永年勤続を祝し表彰状と金一封を贈呈 しました。
 永年勤続対象者は、30年以上2名、20年以上14名、10年 以上13名計29名の職員が表彰されました。
 女性の多い職場において、結婚後や出産後も家庭と仕事を両立し ながら、勤務されている方も多く、家族の理解と協力のお陰だと 思います。勤務年数の永さに驕ることなく、質の高いサービスが 提供できるように頑張っていきます。


編集後記
 平成21年がスタートしましたが、藤川病院にとって輝かしい一年になるように願うばかりです。各部署においても、業務目標に向け一致団結して安全・安心を追及しながら医療サービスに貢献してまいります。今回よりふじネットワークのスタイルが変わりました。出来栄えと読みやすさはいかがでしょうか。
(編集委員 福川)




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TEL : 0952-29-0311 FAX : 0952-23-5950
医療法人 聖医会 藤川病院 ふじネットワーク委員会